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『マネマネにちにち』第8・9・10話の漫画感想レビュー

ゲッサン 2024年10月号に連載されている『山本崇一朗』先生の漫画『マネマネにちにち』連載3回目で第8~10話の考察も混じった感想レビュー記事です。
あらすじと見どころなどを少しネタバレありでご紹介します。

目次

『マネマネにちにち』あらすじ

とある高校の硬式野球部。 渚 茜、一ノ瀬かりな、姫宮ユキ、 三人のマネージャーのグラウンド サイド ストーリー! 何処にでもありそうで、此処にしかない青春のにちにち。 『からかい上手の高木さん』の山本崇一朗が描く新たな物語。 マネージャーたちの日日是好日!!

『マネマネにちにち』第8話の感想レビュー

8thイニング『ラニング』。

渚 茜と一ノ瀬かりなのランニング勝負。
渚 茜は単純に「汗かいちゃった」で男子生徒にモテたいという、ブレない不純な動機は一貫しています。
一ノ瀬かりなは部員のランニングのキツさを知りたいという、野球愛からくる、ギャル的見た目とは相反して真面目な性格がそのまま出ています。
この見た目と相反する性格の二人のギャップの掛け合いが楽しい。
でも、結果は前回までと同様、一ノ瀬かりなに男子の視線は釘付けで、わざとらしく猛烈アピールしている渚 茜が残念な結果になるオチ。

『マネマネにちにち』第9話の感想レビュー

9thイニング『壁に耳アリ』

姫宮ユキのサキュバスのような魔性の女キャラとして渚 茜から見られていることから勝手な妄想で渚 茜が暴走するパターンです。
姫宮ユキが野球部の彼氏と二人で部室に入っていく姿を見た二人。
壁に聞き耳を立てて会話を盗み聞きする。
卑猥な会話が聞こえてきて興奮する彼氏いない歴=年齢のマネージャーたちは勝手にあらぬ妄想をして盛り上がる。
そして渚 茜がこれまた暴走して百合展開に。
押し倒したところを男子部員に見られ勘違いされてしまう。
この彼がまたいい表情と間合いをもっていいます。

『マネマネにちにち』第10話の感想レビュー

10thイニング『忘れ物』

渚 茜と一ノ瀬かりなの関係性を深めるお話。
部活が同じだけで友達ではない、距離を置きがちだった一ノ瀬かりな。
休み時間に渚 茜を見かけるも、声をかけるのをためらう。
もし声をかけたら・・・そんな淡い期待ともしもの時の不安を考え授業も上の空。
渚 茜のキャラがここでも際立ちます。
サラッと相手が喜ぶ言葉をかけます。本人はわかっていませんけど。
こういったところがアホだけど好きになってしまう渚 茜の魅力。

『マネマネにちにち』連載3回目のまとめ

下ネタを交えつつ、残念な子と見せつつ、少し心温まる場面と、緩急自在の全編にわたって1ページも無駄のない構成は見事というほかありません。
からかい上手の高木さんのようにある程度パターン化してしまうのかもしれませんけど、それはそれで読者からすればそれが魅力に映る山本崇一朗先生のマジックなのでしょう。
ゲッサンは魅力的な作品が多くて嬉しいです。
次月も購入確定です。

無料で読めます

漫画『マネマネにちにち』の連載は漫画雑誌『ゲッサン』、Webマンガとして無料で『サンデーうぇぶり』で読めます。
2024年9月現在でコミック単行本は未発売です。

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『マネマネにちにち』第8・9・10話の漫画感想レビュー
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